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大人も思わず涙、感情あふれる絵本を2冊ご紹介♡

大人も思わず涙、感情あふれる絵本がある

私自身、子供の頃の絵本を読んでいた記憶はありませんが、自分の子供にはせっせと読み聞かせをしています。

 

図書館で借りることが多いのですが、気に入ったものは購入しています。

 

子供のために何げに借りた絵本から、ふと考えさせられたり、思い直すことがよくあります。

 

大人になり、絵本を読むことなんてもちろんなかったので、こんな機会を与えてくれた子供に感謝ですね。

 

8年間ほど月に2回図書館に通い、毎回15~20冊借りても、まだ読んだことのないものがある程、絵本は本当にものすごい数あります。

 

そんな中から、私が見つけた「大人も思わず涙、感情あふれる絵本」を2冊ご紹介します。

としょかんライオン♡

としょかんライオン
引用:絵本ナビ より

 

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この絵本は、図書館でほんとに何気なく手にとったものでした。

 

ある日、図書館にライオンが現れるという、何とも絵本らしいお話。

 

優しくお手伝い好きなライオンは、すぐ皆の人気者になります。
特に、ルールに厳しい図書館長にはとても気に入られていました。

 

しかし、それを面白く思わない、図書館員。

 

ライオンがいつものように図書館でお手伝いをしていると、事件が・・・。

 

ライオンは人間のように話すことが出来ません。
ライオンにできる事はただひとつ。

でも、それが原因で図書館を去ることになります。
ルールが守れなかったのです。

 

ライオンのいなくなった図書館は静かでした。
皆言葉には出さないけれど、目はライオンを探しています。
図書館長も元気がありません。

 

ライオンがルールを守れなかった時、得意気にすぐ図書館長に報告しに行った図書館員。
その時の図書館長の言葉に涙が出ました。

 

「たまには、ちゃんとしたわけがあって、きまりをまもれないことだってあるんです。いくらとしょかんのきまりでもね。」

 

「決まりは守るもの。守らなければいけないもの。」誰もがそう思っていますが、人を助ける時、人を守る時など、時には決まりを守らない事が必要なときもある。

 

生きていると、色んなルールに縛りつけられがちですが、「時には、柔軟な対応も必要」そんな忘れがちだけれど、とても大切な事を思い直させてくれた絵本です。

はなちゃんのみそ汁♡

絵本 はなちゃんのみそ汁

引用:絵本ナビ より

 

絵本 はなちゃんのみそ汁 (講談社の創作絵本)

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2015年9月17日 第1刷発行

 

こちらの絵本はご存知の方も多いと思います。
映画化もされましたね。

 

乳がんのママと、パパ、はなちゃん、3人家族のお話です。

 

はなちゃんのママは、

2000年7月、25歳の時「乳がん」と診断。
2001年8月、結婚。
2002年6月、妊娠が判明。
2003年2月、はなちゃんを出産。

 

妊娠するとホルモンの関係で、再びがんになる可能性が高くなる。
ママは、はなちゃんを生むか生まないか悩んだそうです。

 

はなちゃんを生んだ翌年11月、がんが再発。
様々な努力により、一時は奇跡的にがんが消えたものの、再び体調が悪化。

 

2006年10月に受診した時には、がんはすでに全身に転移。
色々試すも骨にも転移し、ママは、はなちゃんを立って抱くことが出来なくなる。

 

2008年7月、33歳でママはこの世を去る。

 

こうして書いているだけで、涙が出てきます。
同じ、子を持つ親として。

 

ママは、はなちゃんが5歳になると、家事や身の回りのことを教え始めます。
自分の先が長くないことを、悟っていたんですね。

 

それにしても、5歳で料理や洗濯、身の回りの事をするなんて、教える方も教えられる方も大変だったと思います。

これは、それだけママが真剣だったという事

 

ママがもう病院には行かないで、家でくらすようになった頃、はなちゃんは音楽好きなママにピアノを弾いてあげます。

そして、ピアノを弾いてあげて10日もたたないうちに、ママは天国へ行きました

5歳の子供を残して先立つ気持ち、ママはどんな気持ちだったのでしょうか?
心配で心配で、たまらなかった事でしょう。

 

ママはいなくなってしまいましたが、ママの残してくれたものがたくさんあります。

 

その残してくれたものが、形あるものだけではない所が、またこのお話のいい所だと私は思います。

 

「おみそ汁をつくると、パパがわらってくれるんだもん!」
はなちゃんが毎朝5時に起きて、おみそ汁を作る理由。

 

ママが、体がキツく食器の片付けが出来なくて「当たり前のことができない自分が情けない。」と泣いていたことを思い出し、

「私は、当たり前のことに感謝できる人間になりたいと思った。」と言っていること。

 

家族の大切さ、温かさ、大切な人を想う心を感じる絵本です。

 

読み聞かせをした感想

「としょかんライオン」は、大人になり頭が固くなってしまった、親である私の方が心動かされ、感情が溢れてしまいました。

何度読んでも、最後の館長の言葉には涙してしまいます。

 

私は真面目な性格で、子供の寝る時間も9時と決めています。

子供が今日は少しママと遊びたいなというような時でも、私はこの「9時に寝る」というのを守ろうとします。

 

時には、怒鳴って、一生懸命やっているのをさらに急かしてまで、守らせようとします。

そんな時、こんな事してまで守らせるべきなのか、もう少し子供の気持ちに寄り添った方が子供にとってもいいのでは、と思っています。

そんな私に響く絵本でした。

 

「はなちゃんのみそ汁」は下の子に読み聞かせをしていた時の事。

例にもれず私が泣きながら読んでいると、膝に座って聞いていた子供の顔から何か落ちました。

 

子供自身もビックリした様子で、少し慌てた感じでした。

きっと、目に溜まっていた涙がふいに落ちてしまったんだと思います。

 

そんな子供に私はあえて声をかけず、読み続けました。

下の子の意外な一面を知った瞬間でした。

 

絵本は大人も子供も感情豊かになれるツールですね。

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